自動化といっても人の手は必要!システムを使いこなす人材確保が重要

必要な人材を確保できる日本企業はごく一部!
マーケティングオートメーションを問題なく行っていくには、システムを最大限に活用できるほどの人材の確保が必要不可欠です。顧客と中長期的なコミュニケーションを続けていくには、中身が充実しているコンテンツは必須で、そのためにはメールコンテンツなどの作成をしなければなりません。またそれだけではなく、全体的なコンテンツの立案や、それによる効果がどの程度あるかといった検証なども必要となってきます。 ただ、日本では、マーケティングに特化した部署や担当者がいない企業が多く、必要な人員を確保できる企業はごく一部な状況にあります。またせっかく繋がりを持った顧客に対する接客がないがしろになってしまうという課題もあります。
マーケティングオートメーションでは、人的な投資も必要!
一般的な営業の場合、後回しにされた顧客は時間の経過と共に購買といった見込みの度合いが低くなります。その結果、アプローチされていない状況のままで、マーケティングオートメーションから創出した顧客情報の評価が下がるという事に繋がります。そうなるとマーケティングへの取り組みに対して営業の評価が下がってしまい、予算やリソースが削られてしまうという負の連鎖に陥る可能性があります。
ここで重要になってくるのが、営業に本当に渡すべき顧客情報なのかを調査確認する事です。新規の見込み顧客へのアプローチは、商談や案件になる割合が既存の顧客ほど可能性は高くないと言えるので、まずは行動目標を設定し評価していく事が大切になってきます。マーケティングオートメーションにおいては、顧客に対してアプローチを行うにも人的な投資が必要と言えます。